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エコの基本3R

投稿者:環境思考

2010年04月23日

3Rって何?

2008年は京都議定書における第一約束期間の記念すべきスタートの年。また、7月には北海道洞爺湖町で、地球温暖化問題をメインテーマとしたG8サミットが行われるため、政府や関係省庁をはじめ、企業やNGO(非政府組織)などが温室効果ガスの削減を目指し、さまざまな活動に取り組んでいます。また、これまで実施されてきたたくさんのPR活動が実を結び、環境問題に興味を持つ人も増えてきています。

しかし、あらためて環境問題にまつわる単語や用語を見てみると、知っているようで知らないことが多いもの。例えば、よく耳にする「3R(スリーアール)」。Rの1つは「リサイクル」って想像できるけど...という人もいるのでは?
そこで、環境問題を考えるうえで外せない「3R」にスポットをあててみましょう。

3Rって言葉だけじゃなくて順番も重要って知ってましたか?

「3R」とは、環境と経済が両立する循環型社会を形成していくためのキーワード。地球の限りある資源を大切にするために、「Reduce(リデュース:減量)」「Reuse(リユース:再利用」「Recycle(リサイクル:再資源化)」の頭文字を取ってつけられたものです。「3R」のほかに「Refuse(リフューズ:拒否)」「Repair(リペア:修理)」などの「R」もあります。
例えばペットボトルであれば、まずは利用自体を控えてゴミの量を減らすこと、次に使い捨てではなく、ビールびんのように再使用することが理想です。ゴミになってしまっても資源として回収し、リサイクルすることが望まれますが、そのリサイクルにもいくつかの種類があります。
代表的なものとして、プラスチックに戻し新しい製品につくり変える「マテリアルリサイクル」、熱や圧力を加え、化学原料に戻してから再生利用する「ケミカルリサイクル」、ゴミとして焼却し、発生する熱をエネルギーとして利用する「サーマルリサイクル」が挙げられます。

「3R」=「もったいない」を思いだそう

これら「3R」を支えるのは、古くから日本にある言葉「もったいない」と同じ価値観です。かつての日本人は、物を生かしきり、無駄なく使うことをごく自然に行ってしまいました。1枚の着物にしても、着られなくなったからと捨てずに(リデュース)、サイズを直すことによって再び袖を通し(リユース)、古くなれば雑巾にして活用(リサイクル)しました。
環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんは来日した際、この日本独自の言葉「もったいない」に感銘を受けたといいます。大量生産、大量消費、大量廃棄が当たりまえの現代だからこそ、「もったいない」に込められた未来への可能性を思い出し、「3R」に生かしていくことが求められているといえるでしょう。